離婚するはずだったのに記憶喪失になって戻ってきた旦那が愛を囁き寵愛してきます
体調が良くないのに、毎日仕事に向かうシエナが心配で堪らない。
無理矢理休ませようとしても、仕事命のシエナは言う事を聞かないだろうから、行き帰りの送迎は付き添う事にした。
だか、しかし……。
シエナを迎えにブライダル部門へ向かった俺に、チーフが近付いて来た。
「あれ、社長、シーちゃん、体調悪そうだったから今日は早めに帰らせましたよ。 連絡有りませんでした? 」
慌てて携帯を確認するが、メールも着信も、シエナからはなかった。
「………… 」
「あーーー……。 相当体調悪そうでしたから、連絡も出来なかったんです、か、ね? 」
チーフから、気の毒そうな視線を向けられ、ショックが倍増する。
クッ……ッ、シエナ、何故俺を頼らない!
俺は、シエナの口に出来そうな果物や飲み物を買い込み、車を飛ばし慌てて帰宅した。
無理矢理休ませようとしても、仕事命のシエナは言う事を聞かないだろうから、行き帰りの送迎は付き添う事にした。
だか、しかし……。
シエナを迎えにブライダル部門へ向かった俺に、チーフが近付いて来た。
「あれ、社長、シーちゃん、体調悪そうだったから今日は早めに帰らせましたよ。 連絡有りませんでした? 」
慌てて携帯を確認するが、メールも着信も、シエナからはなかった。
「………… 」
「あーーー……。 相当体調悪そうでしたから、連絡も出来なかったんです、か、ね? 」
チーフから、気の毒そうな視線を向けられ、ショックが倍増する。
クッ……ッ、シエナ、何故俺を頼らない!
俺は、シエナの口に出来そうな果物や飲み物を買い込み、車を飛ばし慌てて帰宅した。