離婚するはずだったのに記憶喪失になって戻ってきた旦那が愛を囁き寵愛してきます
蓮斗さんの手が、バスローブの紐を解き、私の身体が露わになった。
「…… っ?! 」
私の身体を見た蓮斗さんが、目を見開き、口をポッカリ開けていた。
ハッとして、慌てて身体を両手で隠す。
「はっ…… 、裸?! 」
「や、やだっ そんなじっくり見ちゃダメ!! 」
私は、思わず手を伸ばし、蓮斗さんの眼鏡を顔から奪い取った。
「…… 今日の下着、本当に可愛くない、から…… 見せるの、恥ずかしくて…… 」
「…… 裸は恥ずかしくないのか? 」
ククッっと、口に手を当て、蓮斗さんは笑っている。
「…… 恥ずかしい…… です、よ? でも、眼鏡を外したら、見えないですよ、ね? 」
蓮斗さんの瞳が、獲物を捕獲する獣の様に、ギラッと一瞬、揺らめいた。
「甘いな」
膝に手を掛けると、グイッと左右に押し開き、そこに顔を近づけると、ペロッッと舌を這わせて来た。
「ひゃぁぁーーっ……っ や、ダメ、ダメ、そんなところ、舐めちゃ…… っ 」
「口を効けるなんて、随分と余裕だな 」
わざと、ツツーッと、ゆっくりとそこを攻める。
トロットロになった顔も、頭も、蓮斗さんに翻弄される。