従兄弟と友達の三角関係
好き
 次の日、大学の講義の後、ゆうきくんにもらった紙に書いてある住所に行った。

 インターホン鳴らしたがいない。
『バイトかなぁ?』
今日は、バンドはないはずだった。
家の前で待っていた。

 もう、だいぶ寒い季節になっていた。

「りいさ?」
目の前に、そうたくんがいた。
いつの間に寝ており、夜になっていた。
「そうたくん。」
「寒いのに、何やってんの?」
「帰ってくるの待ってた。」
「とりあえず、中に入って。」
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