記憶のカケラを拾って
思い出
やってきました!!修学旅行〜!!

でも最近梨奈の様子がおかしい。
梨奈…私に何か隠してるの?
ってあーもう!
なんで私はこう…ネガティブに考え込んでしまうんだろう…

はぁ。

「どうした?」

「未来くん」

「せっかくの修学旅行なのにため息なんかつきやがって」

「未来くんってニコニコしながら結構言うよね、あはは…」

「ひどいな、俺すごい優しいけど?」

「うん、そうだね」

未来くんはしずくくんのところに走って行った。2人仲良いなぁ、私も梨奈のところに…ってあれ!?梨奈は!?

「ねぇねぇしずくくん!!梨奈がいない!」

「えっ!?いないの!?」

「そういえば愁もいなくね?」

「はぁ〜、マジかよ〜…班行動破ったらやばいよな?」

「しずく、ほらあれ」

「うげぇ〜怒られてんじゃん…ここまできて
怒られるとか嫌だし!早く2人見つけようぜ!」

「じゃあ俺この辺探すからしずくそっち頼んだ!」

「おっけい!」

「えっ!あの〜私は…?」

「音はすぐ迷子なりそうだからこの近く探してみて!なんかあったらすぐ連絡しろよー!」

「うん!わかった!」
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