記憶のカケラを拾って
それから教室に行き、1日が終わるのを楽しみに待った。

そして授業も終わり、梨奈とケーキ屋さんに向かう途中。

「それでね、その人ったらさ…ちょっ!音!?」

私はある一匹の猫を見つけた。
えっ!轢かれるよ!!

「音!?」

梨奈の声が聞こえた気がしたけどそれどころじゃない。

キキー!キュー!ドン!!

痛い音と同時に私にも鈍い痛みが走った。
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