鬼部長にプロポーズされました。
 担当する結婚式当日。
 前の式が押していたため、少しパニックになった。
「あーっと、あれをこうして。これが・・・。」
高遠部長がすかさずやってきて、手伝ってくれた。
「大丈夫。落ち着いてやれ。」
「はい。」
深呼吸して、段取りをし準備できた。

『本当に、高遠部長はすごい。みんなのフォローが適格ですごすぎる。』

 式は問題なく終わった。
 ほっとした。
新郎新婦が言った。
「村上さん、ありがとうございました。理想通りの式ができました。村上さんで良かったです。
 本当にありがとうございました。」
「いえ、こちらこそ楽しかったです。幸せにお過ごしくださいね。」
新郎新婦を送り出した。

「あー、今日のは終わった。」
「ほらね。みんな、村上にすごく感謝して帰っていく。それが、村上のいいところだよ。」
「部長。ありがとうございます。」

 式後の書類等を整理した。
 20時頃、帰ることにした。
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