鬼部長にプロポーズされました。
　年末年始は休みだった。
　私の両親・裕一さんの両親にあいさつに言った。
「結婚を前提にお付き合いしています。一緒に住みたいんですがいいですか？」
両親たちは喜んでくれた。
安心した。

　そして、一緒に住むマンションに物を運んで、住んでいたアパートは引き払い、一緒に暮らし始めた。
いつも一緒に入れることが嬉しいのか、裕一さんは、私が料理してても、ソファに座ってても、近くにいる。
時々、後ろから抱き着いてきたりする。
「裕一さん、作りづらいです。」
拗ねたように、戻っていく。
　裕一さんの可愛い姿がたくさん見える。

裕一さんがもう一度言ってくれた。
「俺と、結婚してください。」
「はい。」
婚約指輪をもらった。

　そして、部署のみんなに報告した。
驚いてはいたが、祝福してくれた。
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