未知の世界7
ここかな…?
あれから電話がつながり、身支度を整えると、家を飛び出し近くのバスに乗って、バス会社にやってきた。
休日ということで、我が家は誰も起きていなかった。
「よかった…」
もし起きてたら絶対に止められる。
みんな昨日のことを怒ってるし、過保護なところもすごいあるし…。
『こちらですか?』
そんなことを考えていると、私がなくしたビニール袋に入った薬を持って、バス会社の人がやってきた。
「そうです。」
身分証を提示して、私のものだと確認がとれると、薬を受け取り、再びバスに戻って帰宅した。