女の恋愛図鑑

意味分からない

たーくんと付き合ってたこの2年ほどの間、一筋で誰にも目もくれず、盲目的にたーくんに恋してきた…訳じゃない。

ちょうど9ヶ月前、としくんを好きになり「かけた」。

としくんは高校が一緒で、大学も一緒。昔からやたら男前だからよくモテた。何か、フワフワしてるけどリーダーシップがあって、ていうかそんなことより何より顔がイケてた。
高校ではちょっとしか絡みもなく、クラスが一緒になったことなく、友達ってほどのもんでも無かった。

でも、大学が一緒の誼で高校の同窓会の委員になって思いがけず仲良くなった。
1月に行われた同窓会が終わってから、としくんとあたしを含んだ委員の4人は幾度か遊びに行くことになる。
としくんは前から男前だから見とれてしまう。

そいえば同じチアリーディング部のなっちはとしくんが好きな時もあったなぁ～。


委員のもう一人のかーくんは、顔良くないし背も低いんだけど、女の子の扱いが上手くて、適度にいっつもエロい話してて彼女もちゃんといた。


まだ真冬の1月、4人で遊んで帰るのがもうほんと遅くなって、電車もないから1人だけ方向が全然違うからとしくんの車で家まで送ってもらうことになった。
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表紙・目次

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