女の恋愛図鑑
美紀の明るい声に、今まで感じた事がないくらい虫酸が走る。
死ね!…そう思うほど。
一緒に部活するのも、同じ教室で授業受けるのも、嫌。
嫌悪感と、それと同時にただ哀しかった。
あたしの熱い気持ちを、美紀は知ってたはずなのに、それはもう恋と友情どっちを取るかなら、当然恋だよと宣言されたも同然だった。
恋はごまかせない。けど、美紀には躊躇が無いように思えてならない。
それと、その切り替わりの早さ。田中君への気持ちはどこへ行ってしまったんだろう。きれいさっぱり忘れていなくて、形だけ雄志を好きとかいう半端な気持ちだったら、それこそ負ける訳にはいかない。
あたしの方が雄志を想ってる。
その自信は揺らがない。
けど、あたしは後になって気付くのだ。愛や恋に重さなど無いということ、あったとしてもそれは自分勝手な思い込みだということ。
雄志とメールして、たまに話す。
こんな毎日が過ぎて行く。
雄志は美紀からも何かしらのアプローチはされているはず。一体どんなだろう…もう、キスとかしてたらどうしよう…
あぁ!神様、こんな辛い思いいつまで続くの。
雄志はあたしと美紀を天秤にかけているに違いない。一体今日は、明日は、どちらが重くなっているの??
死ね!…そう思うほど。
一緒に部活するのも、同じ教室で授業受けるのも、嫌。
嫌悪感と、それと同時にただ哀しかった。
あたしの熱い気持ちを、美紀は知ってたはずなのに、それはもう恋と友情どっちを取るかなら、当然恋だよと宣言されたも同然だった。
恋はごまかせない。けど、美紀には躊躇が無いように思えてならない。
それと、その切り替わりの早さ。田中君への気持ちはどこへ行ってしまったんだろう。きれいさっぱり忘れていなくて、形だけ雄志を好きとかいう半端な気持ちだったら、それこそ負ける訳にはいかない。
あたしの方が雄志を想ってる。
その自信は揺らがない。
けど、あたしは後になって気付くのだ。愛や恋に重さなど無いということ、あったとしてもそれは自分勝手な思い込みだということ。
雄志とメールして、たまに話す。
こんな毎日が過ぎて行く。
雄志は美紀からも何かしらのアプローチはされているはず。一体どんなだろう…もう、キスとかしてたらどうしよう…
あぁ!神様、こんな辛い思いいつまで続くの。
雄志はあたしと美紀を天秤にかけているに違いない。一体今日は、明日は、どちらが重くなっているの??