(完)28歳の恋愛事情
酔っていて、目もまともに据わっていないだろうけど、間違いなくあれは礼央君。





「あ、彼女連れてる!」





………誰?



礼央君の隣にいる人は。





「礼央く〜んっ!!」





えっ!?ちょっと愛子!?!?




立ち上がるなり大きく手を振って見せる愛子に、礼央君が振り向いたのが見えた。





その瞬間、一気に頭が冴えた。





「もしかして彼女〜?」




やばい…今の愛子は止められない。
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