純恋歌
「あ、僕が通ってる高校の文化祭でライブやる事になったからもし見る事があったらギターやるからよろしく」
教室のみんなに聞こえるように言った。
「どこの高校?」
「広川高校」
「了解!ちなみにバンド名は?」
「毛利元就…だよね?」
大橋さんの友人の田中さんから横槍が入った。
突然の横槍にちょっと怖くてよく意味がわからないけど
「そうそう」
と、言っといた。
「美咲さん文化祭来る?来るならチケットあげるけど?」
僕は美咲さんに電話して聞いた。
「僕がライブするから良かったら見に来てよ」
「ほんとに?わかった行く行く2枚ちょうだい」
電話を切った後
「よっしゃー!」
思いきり叫んだ。
例え一緒に来るのが彼氏さんとでも良い。
美咲さんが来てくれる事が嬉しかった。
ライブは3曲で15分は客としたら物足りない時間だったかもしれないが練習時間が足りない僕達からしてみたらそれでも不安だった。
いざ舞台に上がれば場数はこなしてきてるがそれでも緊張する。
1番前に陣取ってる麻央ちゃんと亜依子ちゃんの手に『こっち向いて』と書かれたうちわに思わず笑い手を振った。
後、亜依子ちゃんの隣に同じ塾の田中さんが見えた。
「聞いてください矢印」
拓郎の熱唱は凄かった。
歌も上手いがそれ以上に拓郎の歌声には人を惹きつける熱い魂を感じた。
麻央ちゃん亜依子ちゃん田中さんの前列の3人は間違いなく僕達のファンになったろうなと思った。
演奏が終わり大歓声がこだまし体育館を震えさせるぐら
い良いパフォーマンスが出来たので来世へと語り継ぐライブに出来たんじゃないかと自負した。
ライブ終了後も興奮はいつまでも冷めなかった。
「最高!良かったよ!」
周囲の人達から沢山讃えられた。
「上島君!」
亜依子ちゃんが手招きしてきた。
教室のみんなに聞こえるように言った。
「どこの高校?」
「広川高校」
「了解!ちなみにバンド名は?」
「毛利元就…だよね?」
大橋さんの友人の田中さんから横槍が入った。
突然の横槍にちょっと怖くてよく意味がわからないけど
「そうそう」
と、言っといた。
「美咲さん文化祭来る?来るならチケットあげるけど?」
僕は美咲さんに電話して聞いた。
「僕がライブするから良かったら見に来てよ」
「ほんとに?わかった行く行く2枚ちょうだい」
電話を切った後
「よっしゃー!」
思いきり叫んだ。
例え一緒に来るのが彼氏さんとでも良い。
美咲さんが来てくれる事が嬉しかった。
ライブは3曲で15分は客としたら物足りない時間だったかもしれないが練習時間が足りない僕達からしてみたらそれでも不安だった。
いざ舞台に上がれば場数はこなしてきてるがそれでも緊張する。
1番前に陣取ってる麻央ちゃんと亜依子ちゃんの手に『こっち向いて』と書かれたうちわに思わず笑い手を振った。
後、亜依子ちゃんの隣に同じ塾の田中さんが見えた。
「聞いてください矢印」
拓郎の熱唱は凄かった。
歌も上手いがそれ以上に拓郎の歌声には人を惹きつける熱い魂を感じた。
麻央ちゃん亜依子ちゃん田中さんの前列の3人は間違いなく僕達のファンになったろうなと思った。
演奏が終わり大歓声がこだまし体育館を震えさせるぐら
い良いパフォーマンスが出来たので来世へと語り継ぐライブに出来たんじゃないかと自負した。
ライブ終了後も興奮はいつまでも冷めなかった。
「最高!良かったよ!」
周囲の人達から沢山讃えられた。
「上島君!」
亜依子ちゃんが手招きしてきた。