純恋歌
その後、水族館に入りチケットを買った。
受付の人は僕達をどう見てるのだろうか?
カップルとして見てくれてたら良いなと周りから映る目が気になった。
「水族館デートとかはじめてかも」
「彼氏さんとはこう言うの来ないんですか?」
「うん、あんまり外に出ない人だから」
「へぇ…そっか…」
美咲さんと居る限り水族館とか遊園地とか外でのイベントが好きに感じるので共感出来ないのはもったいないんじゃないかといらない心配をしてしまった。
「えいっ!」
急にほっぺを人差し指で刺された。
「聞いたのはそっちなんだからね!」
彼氏さんの話しされて少しだけテンション下がったのを見透かされたようだった。
「よし、じゃあお昼食べて帰るとしようか!」
「はい」
お昼にあなご飯を食べて帰りのフェリーに乗った。
フェリーの乗船時間は約10分
外が見たくて僕は美咲さんを誘い船上に出た。
「あの……手、繋いでくれませんか?」
僕の言葉に美咲さんは良いよと繋いでくれた。
「宮島はカップルで来ると別れるって言うからカップルじゃない美咲さんと来れて良かったです」
「10月はカップルで来ても大丈夫じゃなかったっけ?」
「また来てくれますか?」
「また来たいの?私と」
「………はい」
しばらく沈黙が続いた。
僕が何が言いたいかはわかってるがどう返して良いかを悩んでるように感じた。
「彼氏居るんだよ私?」
「……それでも良いです」
僕は握る手を思わず少しだけ強くした。
少しでも僕の想いが届いて欲しいと願い強く握った。
「今日さ彼氏には女友達と宮島に行くって言って来たの」
僕の目を美咲さんは見て言った。
「彼氏さ、あまりにも私が剛君の名前出すから私が剛君の事を好きなんじゃないかって嫉妬してるんだ。だから剛君の高校の文化祭も行けなかったの」
「あ、そうなんですね…」
「彼氏に嫉妬されるから私もいつしか意識してて剛君を弟としてじゃなくて男として見るようになってた」
受付の人は僕達をどう見てるのだろうか?
カップルとして見てくれてたら良いなと周りから映る目が気になった。
「水族館デートとかはじめてかも」
「彼氏さんとはこう言うの来ないんですか?」
「うん、あんまり外に出ない人だから」
「へぇ…そっか…」
美咲さんと居る限り水族館とか遊園地とか外でのイベントが好きに感じるので共感出来ないのはもったいないんじゃないかといらない心配をしてしまった。
「えいっ!」
急にほっぺを人差し指で刺された。
「聞いたのはそっちなんだからね!」
彼氏さんの話しされて少しだけテンション下がったのを見透かされたようだった。
「よし、じゃあお昼食べて帰るとしようか!」
「はい」
お昼にあなご飯を食べて帰りのフェリーに乗った。
フェリーの乗船時間は約10分
外が見たくて僕は美咲さんを誘い船上に出た。
「あの……手、繋いでくれませんか?」
僕の言葉に美咲さんは良いよと繋いでくれた。
「宮島はカップルで来ると別れるって言うからカップルじゃない美咲さんと来れて良かったです」
「10月はカップルで来ても大丈夫じゃなかったっけ?」
「また来てくれますか?」
「また来たいの?私と」
「………はい」
しばらく沈黙が続いた。
僕が何が言いたいかはわかってるがどう返して良いかを悩んでるように感じた。
「彼氏居るんだよ私?」
「……それでも良いです」
僕は握る手を思わず少しだけ強くした。
少しでも僕の想いが届いて欲しいと願い強く握った。
「今日さ彼氏には女友達と宮島に行くって言って来たの」
僕の目を美咲さんは見て言った。
「彼氏さ、あまりにも私が剛君の名前出すから私が剛君の事を好きなんじゃないかって嫉妬してるんだ。だから剛君の高校の文化祭も行けなかったの」
「あ、そうなんですね…」
「彼氏に嫉妬されるから私もいつしか意識してて剛君を弟としてじゃなくて男として見るようになってた」