純恋歌
「突然じいちゃん達に友達と会いたくなってさ、へへ」
「まあ!そんなおべっかいを言えるようになって!それに、一人じゃなくて女の子と一緒とは余計にびっくりだよ!しかもこんな可愛い子とさ」
バックミラー越しに言われるのを私は
「すみません」
と、小声で言った。
おじいさんが、たく君に問いかけた。
「ご飯は食べたかい?」
たく君は私の方を向いて聞いてきた。
「食べた?」
「あ、食べてないけど大丈夫!」
そう言うと少し考えた後、優しさMAX君に聞かれた。
「僕、お腹空いてるから食べても良い?」
「え?あ、うん」
駅から近いと言ってたがおじいさん家まで信号のないぐねぐね道をノンストップで20分は走ったと思う。
人によっての近いに差があるんだなと思った。
家に着き玄関へお邪魔すると優しそうなお婆さんが招き入れてくれた。
「まあまあ、こんな寒い時によく来たねぇ。さ、早く中へ入り、こんな冷えて寒かったろう、よしよし」
そう言って初めて出会って10秒の私の手をぎゅっと握ってくれた。
お家は昔ながらの良いお家で木の温もりが感じた。
「これ掘りごたつ。知ってる?ぬくぬくで幸せ」
「ううん、初めて見た、失礼します」
私もこたつに入り温もりを感じた。
「残り物なんかでごめんねぇ、とりあえずなんか作るからそれまでこれでも食べてて」
「すみません、ありがとうございます」
ご飯と漬け物や煮物とお味噌汁を出してくれた。
母が出て言ってから我が家の食卓はインスタントやレトルトが主だったので久々に料理というものを食べた気がした。
特にお味噌汁は凄い優しく温かい味がした。
「まあ!そんなおべっかいを言えるようになって!それに、一人じゃなくて女の子と一緒とは余計にびっくりだよ!しかもこんな可愛い子とさ」
バックミラー越しに言われるのを私は
「すみません」
と、小声で言った。
おじいさんが、たく君に問いかけた。
「ご飯は食べたかい?」
たく君は私の方を向いて聞いてきた。
「食べた?」
「あ、食べてないけど大丈夫!」
そう言うと少し考えた後、優しさMAX君に聞かれた。
「僕、お腹空いてるから食べても良い?」
「え?あ、うん」
駅から近いと言ってたがおじいさん家まで信号のないぐねぐね道をノンストップで20分は走ったと思う。
人によっての近いに差があるんだなと思った。
家に着き玄関へお邪魔すると優しそうなお婆さんが招き入れてくれた。
「まあまあ、こんな寒い時によく来たねぇ。さ、早く中へ入り、こんな冷えて寒かったろう、よしよし」
そう言って初めて出会って10秒の私の手をぎゅっと握ってくれた。
お家は昔ながらの良いお家で木の温もりが感じた。
「これ掘りごたつ。知ってる?ぬくぬくで幸せ」
「ううん、初めて見た、失礼します」
私もこたつに入り温もりを感じた。
「残り物なんかでごめんねぇ、とりあえずなんか作るからそれまでこれでも食べてて」
「すみません、ありがとうございます」
ご飯と漬け物や煮物とお味噌汁を出してくれた。
母が出て言ってから我が家の食卓はインスタントやレトルトが主だったので久々に料理というものを食べた気がした。
特にお味噌汁は凄い優しく温かい味がした。