純恋歌
約束
中学3年生の12月上旬。小学校の時の同級生の栗原君から呼び出されて少し早めの誕生日プレゼントを貰った。
「これ、真君から西村が欲しいって話し聞いてて」
「ありがとう、開けていい?」
照れ臭い表情の栗原君。
「おう!」
「ありがとう!これ欲しかったんだ!超可愛い!」
欲しかったスクールバッグに喜びを爆発させた。
「高校でこれ使うね!」
それに栗原君もまんざらでもない表情をしていた。
「ちなみにクリスマスに欲しい物ってあるか?」
「うーん、今は服かなぁ。また今度教えるね。あ、指輪だけは要らないから」
ふっ!またプレゼントくれようとしてるのか…こいつちょろいな
わからないけどキャバ嬢ってこんな気持ちなのかな?
そう思っていると
「な、なあ、その良かったら俺とさ…」
言葉を詰まらせながら喋る栗原君に
(あ!この流れは告白される!マズイ!なんか話し変えなきゃ!)
そう思った私はふと栗原君が着てる服が目についた。
「そのカニ?って書いてあるジャージって何?」
栗原君が上下に着てる服を聞いた。
「え、カニじゃなくてKANI(カナイ)ってブランドのジャージ。お揃いで欲しい?」
流行っているのか、高かったのかカッコいいだろアピールをしてきた。
「え、やだ、ださ」
「え?」
自分の心の中で呟いてたと思ってたがどうやら声に出してしまったようだった。
時すでに遅いけどまあ本音だし良いかと思いこの際色々言わせてもらおうと思った。
「私さ、ヤンキーって怖いから苦手なんだよね。オラついて集団で弱い者イジメしてカツアゲしたりとか最低だと思わない?」
「うっ……うん」
「男なら弱い者イジメとかじゃなくて強い者に挑んで欲しいよね!ドラゴンボールで言う天下一武闘会みたいにてっぺんを目指して欲しいよね」
「そうだよね!やっぱ男は弱い者イジメとかしちゃいけんわな!俺、男って言うか漢(オトコ)を目指すわ!頑張っててっぺん目指して名前売るわ!」
語気を強めた。
「これ、真君から西村が欲しいって話し聞いてて」
「ありがとう、開けていい?」
照れ臭い表情の栗原君。
「おう!」
「ありがとう!これ欲しかったんだ!超可愛い!」
欲しかったスクールバッグに喜びを爆発させた。
「高校でこれ使うね!」
それに栗原君もまんざらでもない表情をしていた。
「ちなみにクリスマスに欲しい物ってあるか?」
「うーん、今は服かなぁ。また今度教えるね。あ、指輪だけは要らないから」
ふっ!またプレゼントくれようとしてるのか…こいつちょろいな
わからないけどキャバ嬢ってこんな気持ちなのかな?
そう思っていると
「な、なあ、その良かったら俺とさ…」
言葉を詰まらせながら喋る栗原君に
(あ!この流れは告白される!マズイ!なんか話し変えなきゃ!)
そう思った私はふと栗原君が着てる服が目についた。
「そのカニ?って書いてあるジャージって何?」
栗原君が上下に着てる服を聞いた。
「え、カニじゃなくてKANI(カナイ)ってブランドのジャージ。お揃いで欲しい?」
流行っているのか、高かったのかカッコいいだろアピールをしてきた。
「え、やだ、ださ」
「え?」
自分の心の中で呟いてたと思ってたがどうやら声に出してしまったようだった。
時すでに遅いけどまあ本音だし良いかと思いこの際色々言わせてもらおうと思った。
「私さ、ヤンキーって怖いから苦手なんだよね。オラついて集団で弱い者イジメしてカツアゲしたりとか最低だと思わない?」
「うっ……うん」
「男なら弱い者イジメとかじゃなくて強い者に挑んで欲しいよね!ドラゴンボールで言う天下一武闘会みたいにてっぺんを目指して欲しいよね」
「そうだよね!やっぱ男は弱い者イジメとかしちゃいけんわな!俺、男って言うか漢(オトコ)を目指すわ!頑張っててっぺん目指して名前売るわ!」
語気を強めた。