純恋歌
「私がキ○ティーちゃんのサンダル履いて、上下FUBUのジャージ着て街をねり歩いてたらどう思う?」
弟の真に聞いた。
「弟やめるわ」
即答された。
「けどそんな女嫌いじゃない」
そう続けて言う真に栗原君と感性が似てるかもしれない。
どうしよう私の可愛い弟がヤンキーに侵食されてる。
冬休みに入り、高校への進学の話しから母に将来について話しをされた。
「進む高校はどこでも良いけど将来は看護師をすすめる」
「え?枝分かれの人生だけどそこが終着地点なの?」
「いざとなったら旦那と別れてもやっていけるから」
「それ前提かい」
「女は手に職よ」
そう言う母の言葉に妙に説得力を感じた。
翌日学校で麻央と進学先の話をした。
「高校決めた?」
「うーん、一応私立だけど広川高校に行こうかなって。周りの評判良いし、人気だし」
「そっかぁ、私、特に行きたい高校ないから亜依子と同じ高校にしようかな」
「特にないで私立選んだら親泣くよ?」
「たしかに!じゃあ、制服が可愛いからにしようかな」
「後は学食が美味いとかね」
「高校選びなんてそんなもんだよね」
私達は行きたい高校なんて特になくブランドで決めた。
その日の晩、家で弟にも聞かれた。
「姉ちゃん高校はどこ行くの?」
「うーん、まだ悩んでんだけどね。あれ?あんたその服どうしたの?」
弟は上下KANIのジャージ着ていた。
「栗原君がもう着ないからあげるって言うからもらった」
そう嬉しそうに話してるので特に何も言わなかった。
「姉ちゃん高校決めたら早めに教えてね」
「私の情報で栗原君に次は何貰う気なの?」
「何ももらわないよっ!」
真はそう言ってたが栗原君と遊ぶ度に装飾品が増えていく真を見てこいつは天性の可愛がられる性格なんだなと思った。
羨ましくもあり将来ホストになるんじゃないかと心配になった。
そして私はチャラ男達に気軽に告白されるから、周囲からもの凄い軽い女と見られ、ヤンキーと同じぐらいチャラ男が嫌いになった。
弟の真に聞いた。
「弟やめるわ」
即答された。
「けどそんな女嫌いじゃない」
そう続けて言う真に栗原君と感性が似てるかもしれない。
どうしよう私の可愛い弟がヤンキーに侵食されてる。
冬休みに入り、高校への進学の話しから母に将来について話しをされた。
「進む高校はどこでも良いけど将来は看護師をすすめる」
「え?枝分かれの人生だけどそこが終着地点なの?」
「いざとなったら旦那と別れてもやっていけるから」
「それ前提かい」
「女は手に職よ」
そう言う母の言葉に妙に説得力を感じた。
翌日学校で麻央と進学先の話をした。
「高校決めた?」
「うーん、一応私立だけど広川高校に行こうかなって。周りの評判良いし、人気だし」
「そっかぁ、私、特に行きたい高校ないから亜依子と同じ高校にしようかな」
「特にないで私立選んだら親泣くよ?」
「たしかに!じゃあ、制服が可愛いからにしようかな」
「後は学食が美味いとかね」
「高校選びなんてそんなもんだよね」
私達は行きたい高校なんて特になくブランドで決めた。
その日の晩、家で弟にも聞かれた。
「姉ちゃん高校はどこ行くの?」
「うーん、まだ悩んでんだけどね。あれ?あんたその服どうしたの?」
弟は上下KANIのジャージ着ていた。
「栗原君がもう着ないからあげるって言うからもらった」
そう嬉しそうに話してるので特に何も言わなかった。
「姉ちゃん高校決めたら早めに教えてね」
「私の情報で栗原君に次は何貰う気なの?」
「何ももらわないよっ!」
真はそう言ってたが栗原君と遊ぶ度に装飾品が増えていく真を見てこいつは天性の可愛がられる性格なんだなと思った。
羨ましくもあり将来ホストになるんじゃないかと心配になった。
そして私はチャラ男達に気軽に告白されるから、周囲からもの凄い軽い女と見られ、ヤンキーと同じぐらいチャラ男が嫌いになった。