純恋歌
前に私がスタジオで歌った後に言われたし、メールでも一度言われていた。
「うーん…まあ、考えとく…」
「ほんと!?」
「あ、でもやる可能性は極めて低いから他の人探してね」
「あ、待って!良かったらこの後ご飯行かない?」
断ろうとも思ったが特に用事もないので行く事にした。
「かんぱーい!」
私はまだ未成年なので烏龍茶、利伸君は歳は一つ上との事で成人してるのでビールを飲んだ。
よくわかんない英語のタトゥーが腕に入ってるし指に指輪のタトゥーが入ってるのが見える。
飽き性の私にはずっと同じ文字やマークが体に入ってて飽きたりしないのかなと思ってしまう。
それから食事をしながらたわいもない話しをし時間が過ぎた。
お店を出て帰り際に言われた。
「ほんと良かったら前向きに検討してよ」
「大輔と剛が一緒なら考えるね」
「あー…それはないかな」
少し苛立った顔をしながら答える利伸君に不仲なのかなと思ってしまった。
「そっか…じゃあ」
「待って」
「ちょっ……と」
グイッと体を引き寄せられ抱きしめられた。
本来ならここで突っぱねなければいけないけれど
(あ、好きな匂いかも)
微かに香る心地よい香水が鼻にフワッと優しく漂ったせいで身を少しだけ、ほんっっっの少しだけ委ねてしまった。
「俺さ、会った時から亜依子ちゃんの事を良いなって思ってて、でも拓郎君の彼女だから我慢しなくちゃって思ってたんだけど」
(これ、告られる流れだよね?え?友達の彼女に行けるとか凄いなこいつ)
そう思っているとグイッと手で顔をあげられキスをされた。
「うーん…まあ、考えとく…」
「ほんと!?」
「あ、でもやる可能性は極めて低いから他の人探してね」
「あ、待って!良かったらこの後ご飯行かない?」
断ろうとも思ったが特に用事もないので行く事にした。
「かんぱーい!」
私はまだ未成年なので烏龍茶、利伸君は歳は一つ上との事で成人してるのでビールを飲んだ。
よくわかんない英語のタトゥーが腕に入ってるし指に指輪のタトゥーが入ってるのが見える。
飽き性の私にはずっと同じ文字やマークが体に入ってて飽きたりしないのかなと思ってしまう。
それから食事をしながらたわいもない話しをし時間が過ぎた。
お店を出て帰り際に言われた。
「ほんと良かったら前向きに検討してよ」
「大輔と剛が一緒なら考えるね」
「あー…それはないかな」
少し苛立った顔をしながら答える利伸君に不仲なのかなと思ってしまった。
「そっか…じゃあ」
「待って」
「ちょっ……と」
グイッと体を引き寄せられ抱きしめられた。
本来ならここで突っぱねなければいけないけれど
(あ、好きな匂いかも)
微かに香る心地よい香水が鼻にフワッと優しく漂ったせいで身を少しだけ、ほんっっっの少しだけ委ねてしまった。
「俺さ、会った時から亜依子ちゃんの事を良いなって思ってて、でも拓郎君の彼女だから我慢しなくちゃって思ってたんだけど」
(これ、告られる流れだよね?え?友達の彼女に行けるとか凄いなこいつ)
そう思っているとグイッと手で顔をあげられキスをされた。