純恋歌
いや、ほんと言い訳になるんですけど、油断してたんですよ。隙を突かれたんですよ。
後、これも言い訳になるんですが、別れたか別れてないかわからない状況が続く日々の中で私も弱ってて、こう言い寄られると揺らいでしまう事もありまして弱ってたんですよ。
数秒間唇を合わせられた所でキスが少し激しくなり舌が入りそうになった時、ふと我にかえりドンっと突き放した。
「ちょっ…やめて!!」
「ダメかな?」
(ヤバい…アフリカ頭の利伸君でさえ良いと思ってしまう。ぐらつく。弱ってる時は卑怯だわ…)
驚いたし弱ってる状況で言い寄られ、利伸君の事は嫌でもないし、拓郎はいつ戻ってくるかわからないし、凄いぐしゃぐしゃな感情で困る私に利伸君は
「俺が拓郎君を忘れさせるから」
再び抱きしめてこようとした時に、
すみません。ようやく我に帰りました。
おかえり私。
グッバイ過去の私。
「ちょっと、やめて」
再び離れました。
「私は拓郎の彼女だから!彼を忘れる事なんてないから!絶対ないから!」
私が語気を強めて言うと利伸君はそれまでの優しそうな表情とは打って変わりキレ気味の表情で
「あっそう」
ぶっきら棒に言われました。
(さっきキスしてきて、は?)
「じゃあ良いや、俺も彼女と別れてないし」
「はぁ!?」
「俺と付き合ってたら将来メジャーデビューした時に自慢出来たのにね!」
「出来るわけないじゃん!」
「出来るよ、俺凄いから。お前には出来ないだろうけどね」
「はぁ!?余裕で出来るわ!」
「はいはい、つかどうやって?大輔達とじゃ無理だよ、あいつらセンスないから」
はぁぁぁあぁぁぁあん!?
後、これも言い訳になるんですが、別れたか別れてないかわからない状況が続く日々の中で私も弱ってて、こう言い寄られると揺らいでしまう事もありまして弱ってたんですよ。
数秒間唇を合わせられた所でキスが少し激しくなり舌が入りそうになった時、ふと我にかえりドンっと突き放した。
「ちょっ…やめて!!」
「ダメかな?」
(ヤバい…アフリカ頭の利伸君でさえ良いと思ってしまう。ぐらつく。弱ってる時は卑怯だわ…)
驚いたし弱ってる状況で言い寄られ、利伸君の事は嫌でもないし、拓郎はいつ戻ってくるかわからないし、凄いぐしゃぐしゃな感情で困る私に利伸君は
「俺が拓郎君を忘れさせるから」
再び抱きしめてこようとした時に、
すみません。ようやく我に帰りました。
おかえり私。
グッバイ過去の私。
「ちょっと、やめて」
再び離れました。
「私は拓郎の彼女だから!彼を忘れる事なんてないから!絶対ないから!」
私が語気を強めて言うと利伸君はそれまでの優しそうな表情とは打って変わりキレ気味の表情で
「あっそう」
ぶっきら棒に言われました。
(さっきキスしてきて、は?)
「じゃあ良いや、俺も彼女と別れてないし」
「はぁ!?」
「俺と付き合ってたら将来メジャーデビューした時に自慢出来たのにね!」
「出来るわけないじゃん!」
「出来るよ、俺凄いから。お前には出来ないだろうけどね」
「はぁ!?余裕で出来るわ!」
「はいはい、つかどうやって?大輔達とじゃ無理だよ、あいつらセンスないから」
はぁぁぁあぁぁぁあん!?