純恋歌
叶えたい願い
6月に行われた体育祭も終わり、7月に入った。
焼肉での打ち上げの後、クラスでの授業はあるけど、選択授業やら日々の忙しさもあり、しばらく誰とも話したくない気持ちでいっぱいで休憩時間は机にうつ伏せして過ごし、会話がない日々が続いていた。
「松本君!松本君!私ティンカーベルとかディズニー好きなんだけど松本君は何か好きなキャラ居る?」
「ピカチューとか。ポケモンかな」
「ピカチュー可愛いよね!私もポケモン好き!」
大橋さんはそんな僕にはお構いないし話しかけてきた。
夏休みに入り、部活動をしてたクラスメイト達も軒並み引退した。
学校は本格的に受験モードに入った。
多くの生徒は塾に通い、夏休みも夏期講習やら模試やらで3年生最後の夏休みを全く満喫出来てない。
「あちー、だりぃー」
ズボンを捲り上げ団扇でパタパタ仰ぎながら剛は机に顔を乗せてうなだれていた。
「何聞いてんの?」
イヤホンで音楽を聞いていた僕に話しかけてきた。
「んーと、今はブラフ………えっと…TOSHI-LOWさんがボーカルの曲」
「あー、BRAHMANね!聞かせて聞かせて……あ」
少し剛がミスしたような顔をしたように見えた。
けど、聞いてたらノリ出しておどけては僕を笑わせた。
曲聴いた後
「こう言うジャンル聞いてたの意外だわ。アイドルとか聞いてる気がしてた」
剛が笑いながら言った。
「ふふふ。モンパチとかスネイルランプとかも聞くよ」
「ふーん……」
するとおもむろに剛はこう言った。
「なぁ、バンド組んでライブしない?」
「……はい?」
突拍子の無い提案に目が点になった。
焼肉での打ち上げの後、クラスでの授業はあるけど、選択授業やら日々の忙しさもあり、しばらく誰とも話したくない気持ちでいっぱいで休憩時間は机にうつ伏せして過ごし、会話がない日々が続いていた。
「松本君!松本君!私ティンカーベルとかディズニー好きなんだけど松本君は何か好きなキャラ居る?」
「ピカチューとか。ポケモンかな」
「ピカチュー可愛いよね!私もポケモン好き!」
大橋さんはそんな僕にはお構いないし話しかけてきた。
夏休みに入り、部活動をしてたクラスメイト達も軒並み引退した。
学校は本格的に受験モードに入った。
多くの生徒は塾に通い、夏休みも夏期講習やら模試やらで3年生最後の夏休みを全く満喫出来てない。
「あちー、だりぃー」
ズボンを捲り上げ団扇でパタパタ仰ぎながら剛は机に顔を乗せてうなだれていた。
「何聞いてんの?」
イヤホンで音楽を聞いていた僕に話しかけてきた。
「んーと、今はブラフ………えっと…TOSHI-LOWさんがボーカルの曲」
「あー、BRAHMANね!聞かせて聞かせて……あ」
少し剛がミスしたような顔をしたように見えた。
けど、聞いてたらノリ出しておどけては僕を笑わせた。
曲聴いた後
「こう言うジャンル聞いてたの意外だわ。アイドルとか聞いてる気がしてた」
剛が笑いながら言った。
「ふふふ。モンパチとかスネイルランプとかも聞くよ」
「ふーん……」
するとおもむろに剛はこう言った。
「なぁ、バンド組んでライブしない?」
「……はい?」
突拍子の無い提案に目が点になった。