純恋歌
僕は今日初めて沢山の人達に伝えた。
僕が【まおを】失って書いた詩はとても変で何が言いたいのかわからないと言われるかも知れないが自分が今、書ける感情剥き出して書いた詩はきっときっと届いたはず。
3年A組のみんなは僕に直接聞いてきたりはしないけど僕の病気はわかっていた。
僕は自分の胸を叩きながら自分の気持ちを込めて必死に歌った。
僕は普段大人しい為にその姿は想像すらつかない僕だったと思う。
感情剥き出しで情熱を真っ赤に燃やし全力で熱唱した。
曲の最後の方になりみんなの顔を見ようと後ろを振り向いたら剛は笑顔で僕を見ていた。
和寿も、吉田さんもノリノリの表情で演奏していた。
僕は病気の事を考えたり口にすると必ず涙が出ていたがメンバーのおかげで今日初めて笑顔で終えれた。
「今日はありがとう。だけど、これ以上心配かけて欲しくないから無理はしない約束をして、頼むから」
ライブ終わりに母さんに言われた。
「ああ言ってるけど母さん喜んでたから。父さんにも拓郎の歌しっかり届いたよ。よく歌詞の意味はわからなかったが」
父さんが笑いながら僕にハイタッチを求めてきた
「歌詞に大した意味なんてないもんだよ」
僕も笑って父とハイタッチした。
本当に最高のライブになった。
僕が【まおを】失って書いた詩はとても変で何が言いたいのかわからないと言われるかも知れないが自分が今、書ける感情剥き出して書いた詩はきっときっと届いたはず。
3年A組のみんなは僕に直接聞いてきたりはしないけど僕の病気はわかっていた。
僕は自分の胸を叩きながら自分の気持ちを込めて必死に歌った。
僕は普段大人しい為にその姿は想像すらつかない僕だったと思う。
感情剥き出しで情熱を真っ赤に燃やし全力で熱唱した。
曲の最後の方になりみんなの顔を見ようと後ろを振り向いたら剛は笑顔で僕を見ていた。
和寿も、吉田さんもノリノリの表情で演奏していた。
僕は病気の事を考えたり口にすると必ず涙が出ていたがメンバーのおかげで今日初めて笑顔で終えれた。
「今日はありがとう。だけど、これ以上心配かけて欲しくないから無理はしない約束をして、頼むから」
ライブ終わりに母さんに言われた。
「ああ言ってるけど母さん喜んでたから。父さんにも拓郎の歌しっかり届いたよ。よく歌詞の意味はわからなかったが」
父さんが笑いながら僕にハイタッチを求めてきた
「歌詞に大した意味なんてないもんだよ」
僕も笑って父とハイタッチした。
本当に最高のライブになった。