純恋歌
それから翌日大輔の友人のベースの方とカフェで顔合わせした。
「聞いてるよ!広川高校の文化祭ライブの話し!俺達の間でも結構有名な話しだよ!凄かったって!高校生バンドながら3-ARROWSの矢印って曲!めっちゃ良いらしいじゃん!バンド甲子園には出なかったの?」
初めて顔合わせしたベースの利伸(としのぶ)君(同学年だが歳は一つ上)が興奮気味に話し出してきた。
「あ、ああどうも、ありがとう。うん。当時は文化祭が目標だったから考えなかったから」
「へぇー。俺、色んなバンド掛け持ちしてるからとりあえず専属メンバーにはならないかもしれないけどよろしくね」
利伸君が握手を求めてきたので僕も握手をして
「あ、うん。よろしく」
と返した。
それから、大学とバンドと忙しい日々を過ごした。
彼女の亜依子とも変わらず続いていた。
「へぇ!またライブやるんだ!矢印も歌うの?」
「うん。メンバーは違うけどあの曲はもう一度やろうって話しになって」
「良いじゃん良いじゃん。ちなみに誰のコピーするの?」
「えっとねー……」
凄い順調だった。
病気の症状も悪化しない事からそこまで深刻に考えないようにもなり精神的にも安定していたし、このまま幸せな毎日が続いて欲しいと思った。
「拓郎君良い歌声してるねー」
「ほんとですか?ありがとうです」
スタジオを借りて練習するオーナーに褒められた。
「君達、上は目指さないの?オリジナル曲も練習だけど聞く限り結構良い線いけるかもよ?」
「いやぁ、でも…」
ここまで言われると普通は嬉しいものだろうが当時はデビューを目指すとかじゃなく趣味の一つとしてやっていた為、複雑な心境だった。
「今度のライブの結果次第で考えて良いんじゃない?君達の噂聞いて色んな人も来るみたいだよ」
「そうなんですか!?」
歌ってそれが高評価されてメジャーデビュー出来てお金が貰える人生なら悪い事はない。
「聞いてるよ!広川高校の文化祭ライブの話し!俺達の間でも結構有名な話しだよ!凄かったって!高校生バンドながら3-ARROWSの矢印って曲!めっちゃ良いらしいじゃん!バンド甲子園には出なかったの?」
初めて顔合わせしたベースの利伸(としのぶ)君(同学年だが歳は一つ上)が興奮気味に話し出してきた。
「あ、ああどうも、ありがとう。うん。当時は文化祭が目標だったから考えなかったから」
「へぇー。俺、色んなバンド掛け持ちしてるからとりあえず専属メンバーにはならないかもしれないけどよろしくね」
利伸君が握手を求めてきたので僕も握手をして
「あ、うん。よろしく」
と返した。
それから、大学とバンドと忙しい日々を過ごした。
彼女の亜依子とも変わらず続いていた。
「へぇ!またライブやるんだ!矢印も歌うの?」
「うん。メンバーは違うけどあの曲はもう一度やろうって話しになって」
「良いじゃん良いじゃん。ちなみに誰のコピーするの?」
「えっとねー……」
凄い順調だった。
病気の症状も悪化しない事からそこまで深刻に考えないようにもなり精神的にも安定していたし、このまま幸せな毎日が続いて欲しいと思った。
「拓郎君良い歌声してるねー」
「ほんとですか?ありがとうです」
スタジオを借りて練習するオーナーに褒められた。
「君達、上は目指さないの?オリジナル曲も練習だけど聞く限り結構良い線いけるかもよ?」
「いやぁ、でも…」
ここまで言われると普通は嬉しいものだろうが当時はデビューを目指すとかじゃなく趣味の一つとしてやっていた為、複雑な心境だった。
「今度のライブの結果次第で考えて良いんじゃない?君達の噂聞いて色んな人も来るみたいだよ」
「そうなんですか!?」
歌ってそれが高評価されてメジャーデビュー出来てお金が貰える人生なら悪い事はない。