純恋歌
夏休みが開け新学期が始まりそんなカバン狩りの話しすら頭から忘れてた頃。
最近お気に入りのモーニング娘。のアルバムを聞きながらチャリで駅近辺をキコキコと漕いでいた。
(やべぇ、ごまき好きだわ)
そう思ってると細い裏路地でウチの中学の制服を着た大人しそうな奴がヤンキーに絡まれてるように見えた。
(2年生?部活帰り?)
はっきりと確信が得れない為チャリを漕ぐのを一旦止めて眺めてたら
(カバンを渡してる。中身は出されてる?あ、カバンだけ持ってった!)
カバンを持って路地裏から出てきたカバン狩り野郎の所に目がけて自転車を漕ぎ出した。
「うおおおおおぉ!」
俺は速度を上げ
「日本の娘はうぉうぉうぉうぉー!」
叫びながらチャリでそのままカバン狩り野郎の背中に突っ込んだ。
(日本の未来はだったっけ?)
勢いそのままぶつかり、コケて悶えるカバン狩り野郎。
「大丈夫かね?君は直ちに逃げなさい!」
そう伝えると2年生の男の子は慌てて逃げ始めた。
「おい!カバン!忘れてる!」
その声に急いでカバンに中身を詰め込み2年生は走って行った。
「てめぇ!ざけんなコラァ!」
そう言ってよろよろと立ち上がりカバン狩り野郎が殴りかかってきた。
最近お気に入りのモーニング娘。のアルバムを聞きながらチャリで駅近辺をキコキコと漕いでいた。
(やべぇ、ごまき好きだわ)
そう思ってると細い裏路地でウチの中学の制服を着た大人しそうな奴がヤンキーに絡まれてるように見えた。
(2年生?部活帰り?)
はっきりと確信が得れない為チャリを漕ぐのを一旦止めて眺めてたら
(カバンを渡してる。中身は出されてる?あ、カバンだけ持ってった!)
カバンを持って路地裏から出てきたカバン狩り野郎の所に目がけて自転車を漕ぎ出した。
「うおおおおおぉ!」
俺は速度を上げ
「日本の娘はうぉうぉうぉうぉー!」
叫びながらチャリでそのままカバン狩り野郎の背中に突っ込んだ。
(日本の未来はだったっけ?)
勢いそのままぶつかり、コケて悶えるカバン狩り野郎。
「大丈夫かね?君は直ちに逃げなさい!」
そう伝えると2年生の男の子は慌てて逃げ始めた。
「おい!カバン!忘れてる!」
その声に急いでカバンに中身を詰め込み2年生は走って行った。
「てめぇ!ざけんなコラァ!」
そう言ってよろよろと立ち上がりカバン狩り野郎が殴りかかってきた。