純恋歌
俺はひょいと交わして
(突然殴って来たから正当防衛!)
顔面に数発パンチをお見舞いした。
「くそ、チャリで轢かれてさえなければ…」
「ウチの中学のカバンが欲しいならあんな弱い奴のじゃなくて俺のカバンを狙いにやって来なさい、俺は瀬戸中3年の上島と言う者だ!つか、ウチのカバン欲しいなら転校してきたら?ばーか!」
当時は名前を売りたいと思っていた為喧嘩をする度に名前を名乗っていた。
「てめぇ、覚えてろよまた明日来てやるから逃げんなよ!俺は湘北中学の前田だ!」
捨て台詞を吐くカバン狩り野郎に中指を立て
(良い事したな)
そう思って帰ろうとした時、タバコを吸いながらこっちを見てニヤニヤしてる栗原とその取り巻き達の姿が見えた。
(あ?こいつ栗原の仲間?)
その思考が頭をよぎった時ガシッと誰かに腕を掴まれた。
「あ!?んだコラ!まだやんのか?」
と、意気込んで振り向いたら
「あ………」
警察官だった。
どうやらさっき逃した2年生は俺の心配をしてくれたのかわざわざ交番に駆け込み警察官を呼んだみたいだった。
「ざけんな!俺じゃなくてカバン狩りをしてたあいつを」
って見るといつの間にか前田と名乗る奴の姿は消えていた。
(マジ逃げるのはえぇ…)
そのまま交番に連れて行かれて、担任が迎えに来て家に帰り、夜に仕事終わりの母さんが帰って来てめちゃくちゃ怒られた。
(突然殴って来たから正当防衛!)
顔面に数発パンチをお見舞いした。
「くそ、チャリで轢かれてさえなければ…」
「ウチの中学のカバンが欲しいならあんな弱い奴のじゃなくて俺のカバンを狙いにやって来なさい、俺は瀬戸中3年の上島と言う者だ!つか、ウチのカバン欲しいなら転校してきたら?ばーか!」
当時は名前を売りたいと思っていた為喧嘩をする度に名前を名乗っていた。
「てめぇ、覚えてろよまた明日来てやるから逃げんなよ!俺は湘北中学の前田だ!」
捨て台詞を吐くカバン狩り野郎に中指を立て
(良い事したな)
そう思って帰ろうとした時、タバコを吸いながらこっちを見てニヤニヤしてる栗原とその取り巻き達の姿が見えた。
(あ?こいつ栗原の仲間?)
その思考が頭をよぎった時ガシッと誰かに腕を掴まれた。
「あ!?んだコラ!まだやんのか?」
と、意気込んで振り向いたら
「あ………」
警察官だった。
どうやらさっき逃した2年生は俺の心配をしてくれたのかわざわざ交番に駆け込み警察官を呼んだみたいだった。
「ざけんな!俺じゃなくてカバン狩りをしてたあいつを」
って見るといつの間にか前田と名乗る奴の姿は消えていた。
(マジ逃げるのはえぇ…)
そのまま交番に連れて行かれて、担任が迎えに来て家に帰り、夜に仕事終わりの母さんが帰って来てめちゃくちゃ怒られた。