純恋歌
散りゆく
「3年2組の上島。3年2組の上島。今すぐ職員室に来い」
翌日の朝、学校に着くやいなや校内放送で呼び出しされた。
「うわ…来いだって」
同情そうに見るクラスメイトを横目にため息つきながら職員室へ向かった。
「失礼します」
ドアを開けると怒り顔の学年主任の濱谷先生(40代)と平仮名の『へ』みたいな眉毛で申し訳ない顔をしてる担任の井上先生(20代後半)が居た。
(うわ…逃げたい)
昨日の事なのはわかってる為、近づきたくない。
ドアの入り口で腰が引けて立ってる俺の姿に気づかれ
「座れ!!」
叫ばれてテーブルを挟んだ対面式の椅子に座らされた。
まあ、学年主任の濱谷先生の怒号が飛ぶ飛ぶ。
馬鹿か!迷惑かけるな!情けない!何考えとんや!
簡単に言うとこんな言葉のオンパレードだった。
俺の前髪がぶわぁっと後ろに流れるんじゃないかって言うような勢いだった。
「こんなんで高校行けると思っとんのか!」
「濱やん、そんな言うて意外と俺頭良いんすよ?」
思わず言い返してしまった。
しまったと思うがもう遅い。
みるみる顔が赤くなり怒りが頂点に達する瞬間、
「私が後でキツく言っときますので!」
担任の井上先生が必死に宥めてくれていたが
ゴッ!!
「いてぇ!!!!!」
前回以上に強烈なゲンコツを濱谷先生にぶちかまされた。
漫画だったら何個かタンコブが出来る表現になるぐらいの破壊力だ。
原稿用紙2枚以上の反省文と2週間朝と夕方に掃除と言う罰を与えられた。
翌日の朝、学校に着くやいなや校内放送で呼び出しされた。
「うわ…来いだって」
同情そうに見るクラスメイトを横目にため息つきながら職員室へ向かった。
「失礼します」
ドアを開けると怒り顔の学年主任の濱谷先生(40代)と平仮名の『へ』みたいな眉毛で申し訳ない顔をしてる担任の井上先生(20代後半)が居た。
(うわ…逃げたい)
昨日の事なのはわかってる為、近づきたくない。
ドアの入り口で腰が引けて立ってる俺の姿に気づかれ
「座れ!!」
叫ばれてテーブルを挟んだ対面式の椅子に座らされた。
まあ、学年主任の濱谷先生の怒号が飛ぶ飛ぶ。
馬鹿か!迷惑かけるな!情けない!何考えとんや!
簡単に言うとこんな言葉のオンパレードだった。
俺の前髪がぶわぁっと後ろに流れるんじゃないかって言うような勢いだった。
「こんなんで高校行けると思っとんのか!」
「濱やん、そんな言うて意外と俺頭良いんすよ?」
思わず言い返してしまった。
しまったと思うがもう遅い。
みるみる顔が赤くなり怒りが頂点に達する瞬間、
「私が後でキツく言っときますので!」
担任の井上先生が必死に宥めてくれていたが
ゴッ!!
「いてぇ!!!!!」
前回以上に強烈なゲンコツを濱谷先生にぶちかまされた。
漫画だったら何個かタンコブが出来る表現になるぐらいの破壊力だ。
原稿用紙2枚以上の反省文と2週間朝と夕方に掃除と言う罰を与えられた。