純恋歌
終わりのカウントダウン
12月、寒さが段々と厳しくなり俺たちは軍手を身につけて登校していた。
「なんか今、高校生のヤンキー達の間で滑り止め付きの軍手が流行ってるらしい。しかもその軍手にブランドのマークとか書いて」
と、また適当に情報を流しては遊んでいた。
俺達6人は軍手に自作のNIKEやプーマやアディダスとかマジックでそれっぽい感じに書いて着用してた。
「あははははは!くそ真面目な委員長がCHANELのマークを軍手に描いて着用してる!」
再び笑い転げた。
つくづく自分達の影響力って凄いんだなと健太と話しながら学校帰り歩いていた。
「ねえねえ、お兄さん達何見てんの?」
知らない奴らに絡まれた。
向こうは二人。
制服見る限り高校生。そして俺達より背丈が大きい。
「あー、やめない?俺喧嘩あんまりしたくないんだよ」
俺は色々思う事もあって徐々にだが売られても極力は買わないようにしていた。
「じゃあ喧嘩したくないなら誠意見せろよ」
俺達が年下で背丈が小さい分オラついてくる。
お金を要求してきた一言に健太がぶちキレた。
そして健太には変な癖があって喧嘩の時はポケットに物が入ってると動きにくいとかで
「おらぁてめぇどこ中だ!?高校生か?やんのかてめぇ!ごめん剛これ持ってて………オラァ!しばくぞー!」
と、タバコや財布を渡して来たりしてた。
「え?俺に今、渡されても困るんだが!」
仕方なしに俺のポケットに入れて応戦する事もあった。
「剛、お前最近やけに丸くなったな?なんで?」
「ん…まあ、喧嘩すると母さん悲しむから極力控えようかなって」
「ふぅん…」
結局絡んできたのは口だけでこっちが威勢よく飛びかかったら逃げたので大した事にはならなかった。
「なんか今、高校生のヤンキー達の間で滑り止め付きの軍手が流行ってるらしい。しかもその軍手にブランドのマークとか書いて」
と、また適当に情報を流しては遊んでいた。
俺達6人は軍手に自作のNIKEやプーマやアディダスとかマジックでそれっぽい感じに書いて着用してた。
「あははははは!くそ真面目な委員長がCHANELのマークを軍手に描いて着用してる!」
再び笑い転げた。
つくづく自分達の影響力って凄いんだなと健太と話しながら学校帰り歩いていた。
「ねえねえ、お兄さん達何見てんの?」
知らない奴らに絡まれた。
向こうは二人。
制服見る限り高校生。そして俺達より背丈が大きい。
「あー、やめない?俺喧嘩あんまりしたくないんだよ」
俺は色々思う事もあって徐々にだが売られても極力は買わないようにしていた。
「じゃあ喧嘩したくないなら誠意見せろよ」
俺達が年下で背丈が小さい分オラついてくる。
お金を要求してきた一言に健太がぶちキレた。
そして健太には変な癖があって喧嘩の時はポケットに物が入ってると動きにくいとかで
「おらぁてめぇどこ中だ!?高校生か?やんのかてめぇ!ごめん剛これ持ってて………オラァ!しばくぞー!」
と、タバコや財布を渡して来たりしてた。
「え?俺に今、渡されても困るんだが!」
仕方なしに俺のポケットに入れて応戦する事もあった。
「剛、お前最近やけに丸くなったな?なんで?」
「ん…まあ、喧嘩すると母さん悲しむから極力控えようかなって」
「ふぅん…」
結局絡んできたのは口だけでこっちが威勢よく飛びかかったら逃げたので大した事にはならなかった。