イケメン社長に雇われました。

翔さんが好き

「蓮さん、おかえりなさい。
先にお風呂入っちゃいました。」
「いいよ。」
 蓮さんは酔っていた。
 私に触れようとしたが、翔さんが、蓮さんを抱えて、部屋に連れて行った。

『翔さん、もしかして妬いてくれてる?』
少し嬉しかった。
しかも、やはり、あんなことされても、嫌じゃなかった。むしろ、受け入れてた。
 身体は正直だった。

『私、翔さんが好き。
 でも、私はハウスキーパーとして来てる。公私混同だ。最低。ちゃんと仕事しなきゃ』
 心を落ち着かせた。
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