エリート副操縦士は年下妻を過保護に愛を注ぎたい。


 注文を終えてレポートをやろうと鞄からノートパソコンを出そうとした時、スマホがピコンっと鳴りポケットで震えた。
 スマホを取り出して電源を入れると奈津ちゃんからのメッセージが届いたことの通知だった。


 トーク画面には【柚葉、学校いる?まだ家?】と表示されていて私はカフェにいることを送る。するとすぐに既読になって、【じゃ、カフェ行くね!!】と秒単位で返信が来た。

 それから、すぐに彼女はカフェにやって来た。


「ヤッホー! 柚葉〜」

「……はやっ」


 急いで来たのか少し息が切れていた奈津ちゃんだったけど。


「アイスミルクティーとショコラパンケーキ大きいのと、フライドポテトお願いします」
 

 いつものようにバンバン注文したのは言うまでもない。









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