エリート副操縦士は年下妻を過保護に愛を注ぎたい。
「それに、柚葉。最近これまで以上に可愛くなったし、やっぱり愛されると可愛くなるんだねぇ」
「……っあ、愛!?」
「うん。服も可愛い感じだし、前はジーパンに楽なTシャツのラフな格好だったのに今じゃいいところのお嬢さんって感じだもん。肌もツヤツヤしてるもん」
「そ、そうだね……前はお金も時間も余裕なかったから全く気にしてなかったかも。でも今は、律さんが服買ってくれてエステとかもブライダルエステ行かせてもらってるから」
律さんは、私を甘やかすのが好きなのか服だって似合う服を買って来てくれるしエステだって私は家で用意してもらった化粧品でケアするから大丈夫だと言ったのに彼はすでに予約していた。
ブライダルエステは、ハンド・頭皮・ショルダーのマッサージから始まり痩身ケアや背中トリートメントにフェイシャルエステをしていてそれが一ヶ月コースらしく今は三日目なのだけど……すっごく効果がある。
何より、ニキビとかが出来なくなったし毎日ツルツルだ。
「へぇ〜でもやっぱり、エステだけの問題じゃないと思うよ」
「そうなら嬉しいなぁ」
私たちはその後も講義の時間まで談笑をした。
奈津ちゃんと話をして、結婚式がとても楽しみに思った。なんだか、律さんにも会いたくなってしまった。