エリート副操縦士は年下妻を過保護に愛を注ぎたい。
「一人にしてごめんね、ご飯作ってたんだ。あと、昼と夜のご飯」
「え、昼と夜? ……あ、今日お仕事でした!?」
そういえば、昨日仕事だって言ってた!ご飯絶対作ろうと思ってたのに。
「そうそう。国内で二泊三日だから、柚葉ちゃんご飯は作れるけどなんだかしてあげたくてね。今日は大学休みなんだからゆっくりしててね」
「ありがとうございます、律さん。嬉しい」
「こちらこそ、じゃあ一緒に朝食食べよう」
私は、彼の作ったスクランブルエッグを食べながらお話をしてお片付けをしたりしてソファの上だけど律さんをお見送りした。