エリート副操縦士は年下妻を過保護に愛を注ぎたい。



 講義が終わり、いつものように帰り支度をして講義室から出た。奈津ちゃんと大学前で別れると、バスに乗って家に帰宅した。帰宅して、少し体が怠い気がしてソファに横になった。


「なんだろ……気持ち悪い、グルグルする」


 貧血かな、でも最近はしっかり寝てるし疲れなんて溜まってない。もうすぐ生理来るのかなーとボーッと考えていればテレビドアホンが鳴った。モニターを見ると、律さんのお兄さんらしき人が映っていた。




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