※ちょろい私に本当の恋を教えてくださいっ
「…夢乃サン、顔赤くない?」
「どーせいつもですよっ」
「そういう意味じゃなくて…」
「…?」
私が首を傾げていると、
スっと星咲くんの腕が伸びてきて
私のおでこに触れました
「!?」
ど、どどどうしたの星咲くん。
「ん〜…やっぱ熱いね」
「だ、だって急に触るからっ」
「いや…多分熱あるよね」
「…へ?熱?」
「うん。」
すると、ガタッと席を立った星咲くん。
「どーしたの?」
「先生、夢乃サン熱あるので保健室連れて行ってきます。」
[気をつけろよ〜]
先生がそういうと、
「ほら行こ」
グイッと私の腕を取って
教室を後にしました。