この恋は、『悪』くない。ー番外編ー ボクが見た世界

この家での生活にも慣れました

最近少し家が小さくなった気がしますが…



ボクを助けてくれたふたりには

とりあえず感謝してます



それにしてもいつも楽しそうですね



あなた達が楽しそうだと

ボクも嬉しくなります



「今日も山咲(やまさき)来るかな…?

山咲が笑うとドキドキする
かわいくて…
ま、笑ってなくてもかわいいけど…」


「教室で読書してる山咲見てると癒やされる
アメオにも見せてやりたい」


「山咲から本借りた
フ…本なんか読んだことねーのに
オレ、どーしたんだろ
でもなんか…
山咲と同じ世界にいるみたいで嬉しくなる」


「アメオ、オレ
山咲のこと、好きなんだよね
どぉ思う?
オマエにしか言ってねーから
誰にも秘密な!
あー、オマエのことも好きだけどね
なんか、違う種類の好きかも…
こんな気持ちになったの初めてなんだ
オマエにわかんねーか…
フ…オレもよくわかんねーし…」


「山咲にさ、告白しようと思うんだよね
山咲、なんて言うかな…
別に付き合いたいとか
彼女にしたいとか
そんなんじゃねんだけど…
好きだって伝えたい
なんて…
ホントは付き合いたいけどな
山咲、オレのことなんか
相手にしねーだろーな…フ…」



アナタは

ひとりでいる時

ボクによく話し掛けてくれました



なにやら

幸せそうですね



ボクがアナタと喋れたらいんですが…



無理ですね

理解できなくてスミマセン



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