死を前にした私は変な男に出会う
『もう疲れた』
生きていても楽しいことは無い
それならいっそここから―
目の前の空白に吸い込まれるように身体を重力に任せる
『死ぬ前に僕に抱かれましょう!』
そんな怪しい男の一言で一気に現実まで戻ってしまった
『は?』
『だから僕に抱かれてください』
真顔でそんなことを言うもんだから気味が悪くなった
『嫌です』
『なんでですか?』
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