ラストノートは滴る溺愛で
「これは、確かに美味しいですね。」

「良かった、気に入っていただけて。」

店から徒歩10分圏内。



白をベースにした明るい店内、木目調のカウンターテーブルとのバランスもいい。


仕事柄あまり深酒は出来ないし、翌日に響いては嗅覚は使い物にならない。

ワインもグラス一杯で止めておく。

軽く食事もし、一時間ほどで店をあとにした。

それから向かう場所は一択。

もちろん泊まりはしない。

一度限りの相手と朝を迎える趣味はない。

あと腐れなく、仕事にも持ち込まない条件は絶対だ。











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