満月の夜は彼と
今日は同期との飲み会

久しぶりに見る顔がちらほら

あまり気を使わなくていいし

楽しんで飲める

明日は休日だし、最高!

今日は、少し飲んじゃおうかな。



「みんな入社時と比べたらすごい変わったよねぇ」

「何年だっけ?5年?早いもんだね。」

「ちょっとミカおばさんみたいだよ」

「だって安藤くんもう結婚してんだよ。この5人の中で1番早いとは思いもしなかった。」

「僕は、ミカさん結婚するの、この5人の中で1番遅いと思ってたよ」

「なんですって?私だって近いうちに結婚するわよっ」

「あれ?ミカって彼氏いたっけ?」

今は(・・・)いないけど、30歳までには絶対結婚するの!」

「30歳ねぇ、あと3年か…」

「そういう葉瑠はどうなの?彼氏とかは?」

「まったく、今はいいかな。仕事楽しいし」

「そんなこと言ってると、婚期逃しちゃうよ、もっとガツガツ行かないと」

「でも葉瑠みたいな子が意外とコロッと結婚するかもしれないよ」

「そんな気がする、葉瑠は誰かさんと違ってモテそうだし」

「そんな、全然出会いとかもないし。結城くんの方がモテてそう」

「そうかな、俺は全然ありだと思うけどね。」

そんなこんなで色々とワチャワチャして
楽しくお酒飲むのが私たちの日課

飲みすぎたかも

少しふわふわする

でもこの感覚、嫌いじゃない

「よし、じゃあ帰るか」

「そうだね、安藤くんも遅くならない方がいいだろうし」

解散して家まで歩いた
< 2 / 3 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop