幼なじみは最強総長〜同居したら超溺愛されました〜

朝陽に告白するならこの服を着ていきたいと思っていた。



「頑張ってね。私も冬馬と一緒にいられるように頑張るから」


「桃菜ちゃんは毎日小川くんといるでしょー。羨ましいよ」



応援しているのか嫌味なのかわからない言葉を聞いて少し心が軽くなる。



「まぁまぁ。心美ちゃん、自信持ってよ。絶対心美ちゃんは上手く行くから。私が保証する」



何故か自信満々に言われて思わず苦笑いする。



「あはは………どうかな……」


「あ、心美ちゃんと桃菜ちゃん。そろそろ行くよー。ってか2人とも今日はまた一段と可愛いね」



2人で話をしていると部屋のドアが開き、渉くんが顔を覗かせる。


朝陽たちは準備をするため部屋にはいなくて桃菜ちゃんと2人きりだった。


渉くんは今日も今日とてチャラさ全開。


桃菜ちゃんはわかるけどこんな地味中私を可愛いなんて言う渉くんは相当バカなんじゃないの?
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