幼なじみは最強総長〜同居したら超溺愛されました〜

「………サンキュー。心美に言われるとなんか嬉しい」


「そ、そう?」



戸惑いながら返事する。私の心臓もバクバクして今にも倒れそう。


こんなんで朝陽の後ろに乗れるかな……。



「ほら、2人、イチャついてないでそろそろ行かないとみんなを待たせることになるぞ」



そんな空気の中、中に割って入ってきたのは伏見くん。金髪の髪の毛を揺らしながら珍しくニヤニヤ笑っている。


そんな伏見くんも朝陽と同じ特攻服を着ていた。



「別にイチャついてねー。心美、行くぞ」


「………はい」



朝陽は反抗すると私の手を握って外へ出た。


………ドキドキする私の心臓にも気づかないまま。
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