幼なじみは最強総長〜同居したら超溺愛されました〜
そう思ってメガネをとった。
「やっぱ心美は可愛いな………」
「ん?なんか言った?」
メガネをとったあとなんか言われたけど小さすぎて聞こえなかった。
「なんでもねーよ。ほら、これかぶれ」
「わっ、あんま乱暴しないでよね!」
朝陽は乱暴にヘルメットを私の頭の上に乗せるとバイクの方にスタスタ歩いていく。
もう、一体なんなのよ。
私……なんかした?
ヘルメットを止めながら朝陽の後ろをついていく。
「後ろ、乗れるか?」
「うん」
いよいよだ………。
ほんとに朝陽のバイクに乗れるんだ。ワクワクする気持ちを押さえる。
バイクに乗ろうと足を上げるけど………
「ん?あれ、の、乗れない……?」
バイクの椅子が高すぎて身長がチビな私は乗れないではないか!?
は、恥ずかしい………。
誰か、助けてー……。
「………朝陽、笑わないで」