幼なじみは最強総長〜同居したら超溺愛されました〜
………と、しばらくすると、
ーピーンポーン。
インターホンがなった。
………誰だろう。
こんな朝早くに。
私には知り合いもいないし、頼れる家族もいない。そんな私の家に訪ねてくる人って……誰?
もしかしてセールスの人かな。
最近やたらと多いんだよねー。こっちはお金がないってのにさ、新聞どうですかーとか。
すぐに断って帰ってもらおう。
完全にセールスだと確信した私はまだ眠気が取れない体を無理やり起こす。
その時、私が私服で寝ていたことに気づいた。
あれ、私昨日着替えないで寝たんだっけ?
不思議に思いながらもドアを開けた。
「はーい、今行きまー………す……って、誰?」
ドアを開けた瞬間私は棒立ち。
だって……そこにはスーツをきたセールスマンじゃなくて……ピンクの頭をした不良だったから。
その人はいかにも不良って感じで大きな荷物を抱えている。