幼なじみは最強総長〜同居したら超溺愛されました〜

ふふ、朝陽らしい。


執事の格好したら朝陽すごくかっこいいだろうな……。私は調理担当だからメイド服を着ることはないけどクラスのメイド役の人、ちょっと羨ましいかも。



「何笑ってんだよ」


「別に〜。朝陽の執事どんな感じかなって思っただけだよ」


「余計なこと考えてないでそれ早く終わらせろ。お前は今、狙われてんだからな」



イラつきが増したのかそんな脅しまでかけてきた。



「狙われてるとか教室で言わないでよ。それに、今はそのこと関係ないじゃない」


「いーや、この教室にもcheaterのメンバーと絡みがあるやついるかもしれねぇだろ。一瞬たりとも気を抜くなよ」


「………はいはい」



私はそんな朝陽に目を向けたあと絵をまた描き始める。


最近はことある事にcheaterの話題出してくるよな。心配なのはわかるけど私、そこまで子どもじゃないし。


心の中で文句を言いながら書いているとあっという間に終わった。
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