幼なじみは最強総長〜同居したら超溺愛されました〜
Heart4

危険な文化祭



「心美ちゃん、コーヒー注文入ったよー」


「はーい。今いれまーす」



朝から調理室はドタバタと走り回り、慌ただしい。


私はコーヒーを入れるとメイドさんに渡した。



「ふぅ………」



今日は高校生になって初めての文化祭の日。昨日は生徒だけで行って2日目の今日は一般のお客さんが来る。


私のクラスのメイド喫茶はイケメンが多いという理由で朝から繁盛しており、調理室はてんやわんや状態。


でも、この時間のシフトが終われば仕事は終わる。


今は午後1時を回った頃で、お客さんも少し引いてきたところだ。


朝陽は午後に連続でシフトを入れているため、午前中に一緒に回り、文化祭を楽しんだ。午後の部では後夜祭と、残りの時間を一緒に過ごす予定。


そして……後夜祭で私は朝陽に告白することを決めた。


自分の気持ちを……伝えるんだ。



「よし、仕事仕事!」

< 185 / 228 >

この作品をシェア

pagetop