幼なじみは最強総長〜同居したら超溺愛されました〜
考えていることがわからなさすぎてついていけない。
ここにはたくさんのヤンキーが後ろに構えている。まさか、と嫌な思いが頭をよぎった。
「人数少なくて悪かったなぁ。お前らを倒すのはこの人数で事足りるんでね」
改めてSkyblueのメンバーを見てみると、小川くん、伏見くん、渉くん………などいつものメンバーがいて、朝陽を入れても6人しかいなかった。
少し心配したけど私は彼らが強いことは知っている。だからcheaterがどんな人数で責めても必ず勝てると私は思っていた。
「へぇ。いい度胸してるじゃねーか。おい、お前ら、やれ!」
「「「うぉぉぉ!」」」
山本の掛け声と共に後ろにいたヤンキーが一斉に朝陽達に向かって襲いかかる。
両脇から人が流れ込んでくる。
私は思わずぎゅっと目をつむった。
ードカッ、バキッ!
人を殴るような鈍い音がしてそっと目を開けると、