幼なじみは最強総長〜同居したら超溺愛されました〜

なんて余計なことを言ったかと思えばまた私をきつく抱きしめる。


そのせいでドキドキと早まる心臓。


こ、この状況でよくそんなことが言えたよね。



「はぁー。何を言っても無駄か。桃菜も学校で待たせてる事だし俺らは先に帰るぞ。お前もコイツらが起きる前に早く帰ってこいよ」



あ、そうだ。


桃菜ちゃん、学校にいるんだ!


てっきりここに来るかと思ったけど桃菜ちゃんはいなかったので小川くんが多分学校にいろって言ったのだろう。


心配かけちゃったかな。


桃菜ちゃんのことを思うとぎゅっと胸が苦しい。



「そういえば、小野寺もどっか行っちまったな。まぁ、ここまでやられればcheaterは解散するだろ。時期に警察も来る」


「け、警察!?」



朝陽の言葉にギョッとして聞き返す。まさか朝陽の口から警察という言葉が出てくるとは思わなかったから。



「ああ。これが俺ら、Skyblueの目的だからな。これで少しは治安もよくなるだろ」
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