幼なじみは最強総長〜同居したら超溺愛されました〜

目の前に座る朝陽の制服はこんのネクタイにブレザー姿。


その格好はすごく様になっていてとてもかっこよかった。


………っていうか、朝陽めちゃくちゃイケメンだよな……。そう思ってまじまじと見つめる。


すっと通った鼻筋に細くてキリッとした二重まぶた、ちょこんと乗った薄いピンク色のくちびる。


ピンク色の髪はとても似合っていて違和感が全くない。


見れば見るほど魅力的でミステリアス。


かっこいいを通り越したような……



「………ん?どうした、心美」



じーっと見つめていると私の視線に気づいたのか見つめ返してくる。


ードキッ。


私はびっくりして思わず赤くなった顔を隠すように味噌汁を飲む。



「いや、あ、朝陽ってなんでピンク頭なのかなーって思って」


「ああ、そのことか。まだ心美には話してなかったな」


「ん?話?」



朝陽は真剣な顔になり、コトっと茶碗をテーブルの上に置く。
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