幼なじみは最強総長〜同居したら超溺愛されました〜

強いのも納得だ。



「ふーん、そうなんだ。だからこの前繁華街にいたの?」


「ああ、そうだ。……心美はこの話を聞いても驚かないんだな」



私を見て不思議そうに首を傾げる。


………なんで驚く必要があるんだろう。そんなことを言ったら私の話を聞いた時だって朝陽は驚かなかったじゃない。



「別に。朝陽もそれなりに事情があるから……私と一緒だよ」


「……一緒、か。心美は相変わらず優しいな。それに……可愛くて、美人だ」


「な、何言ってるの!?朝陽、眼科行った方がいいんじゃない!?」



き、急にそんなこと言うなんて。こんな私を可愛いなんて朝陽はきっと目が悪いんだ。


うん、そう。



「………心美、もしかして無自覚?」


「無自覚!?どういうこと?」



またわけのわからないことを言われて頭の中が混乱する。


朝陽………まだ寝ぼけてんのかな。



「いいや。ところでここからが本題なんだが」
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