幼なじみは最強総長〜同居したら超溺愛されました〜

高校初日からこれって……。私、女子の嫉妬を一気に集めた気がする……。


朝陽ぃ!


何でもかんでも自分の思い通りになるなんて思うなよー!


私はこれ以上嫉妬の視線を集めたくないので大人しく朝陽について行くことにした。


だけど肩身は狭いまま。


これからこの先一体どうなることやら……。


オマケに朝陽と一緒に住んでるって広まったら私の身の危険が………。


考えただけでも恐ろしい。


みんな、朝陽が暴走族の総長やってるって知ってるのかな。ちょこちょこそんな話が聞こえるけど。



「ここ、俺らの席。心美は右隣ね」


「…………」



あれこれ考えているといつの間にか席についていて満面の笑みで席を指さしている。


………まじですか。


この視線、毎日続くとか………メンタル持ちそうにない。


もちろん朝陽と一緒なのは嬉しいけど、これからは周りに気をつけなきゃ。
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