幼なじみは最強総長〜同居したら超溺愛されました〜

「わかったよ」



疲れも溜まっていたのでさっさと終わらせて家でゆっくりしたい。……家に帰っても朝陽と一緒にいるけど学校よりはマシだ。



「おう。そう来なくっちゃ。心美にはいろいろ把握してもらいたいからな。これからのためにも」



疲れきった私をよそに朝陽は何故か真剣な声で話している。


けど、私はそれどころじゃなかった。



それからアパートに帰って念の為もう一度スプレーを頭にかける。


これ、結構めんどくさいな。


毎日サボらずできるだろうか。


あはは………。


さらに制服から私服に着替えて貴重品を持ったら準備万端。


みんなより遅くなってしまうがこの方が私にとっても都合が良かった。



「朝陽ー、準備できたよー。………制服で行くの?」



早く終わらせたい私は朝陽の元へ駆け寄るとスマホをいじってベッドにもたれ掛かっていた。



「まぁな。この方がわかりやすいだろ。心美は私服で行くのか?」
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