幼なじみは最強総長〜同居したら超溺愛されました〜
私は………今日何回驚いたかな。
目の前に広がる光景は……初めて見る光景で。多分、一生忘れない。
「あ、朝陽………この人たちは?」
「ん?ああ、俺の仲間」
また仲間!?
いや、待って。どんだけ仲間いるの!?
そこに広がる光景は………
「「「こんちゃっス!総長!」」」
ヤンキーたちが倉庫の中にいて、一斉に朝陽に挨拶をしている。私はビクッと体を揺らして朝陽の後ろに隠れた。
「ひゃあっ!あ、朝陽ぃぃ……!」
「心美、落ち着け。俺の仲間だからなんもしねぇよ。上の部屋案内するから」
朝陽は私をなだめると手を握ってきて、部屋に案内してくれた。朝陽が手を握ってくれているけど怖すぎてそれどころではなくて下を向いて歩いた。
だけどその間も圧がすごくてずっとビクビクしたまま。
「心美、ついたぞ。渉、先に行け」
「はーい。………朝陽くん来たよー」