幼なじみは最強総長〜同居したら超溺愛されました〜

そろりそろりと朝陽に近づくと………


ーぎゅ。


そのまま抱きしめられた。またもや突然の行動で避けきれなかった私はそのまま朝陽の腕の中。


頭の中が真っ白になるけど、顔は正直でどんどん体温が上がっていく。


…………私、朝陽に……抱きしめられてる。


トクトク……と心臓が心地よくリズムを刻む。耳をすませると朝陽も同じようにリズムを刻んでいた。



「朝陽………」


「ずっと我慢してたんだけどな………」



朝陽の温もりを感じながらつぶやかれた言葉に驚く。



「え、朝陽今まで我慢してたの?」


「当たり前だろ。心美に嫌われたくなかったから必死で押さえ込んでいたんだよ。だけど、今日の話を聞いて我慢出来なくなった」


「………」



え、じゃああのスキンシップ?は何?


我慢してたっていうけど同居した時から結構スキンシップ多かった気がする。


おでことか、ほっぺにキスしたり、抱きしめたり、布団の中に潜ってきたり。
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