約束は午後2時に、あの桜の下で
9月 キミの告白と、離れ離れの3日間
夏休み終了後ー。キミは早速アキ先生のところへ行った。
「おはようございます、アキ先生。」と、いつも通り昇降口にいるアキ先生に挨拶した。
「おはよう、月島さん。夏休みどうだった?」
「私は、田舎の祖母の家に行って来ました。のんびり過ごせましたよ。あっ、そういえば、夏休み前の大掃除の時、私の事を庇ってくれてありがとう。」
「ううん、そんな大した事してないよ。だけど、月島さんももう少し反論しないと。」
「そうですね。本来は私もやれますが。ですが、今は、あまり出来ないです。…アキ先生、今日の放課後空いてますか?……今日なら、“あの事”を伝えられると思います。」
少し経った後、アキ先生は、
「じゃあ、掃除終わったら、被服室でね。」
そして、授業終了後ー。
キミは被服室に向かった。アキ先生に“あの事”を話す為に。
そして、去年までの私を、全て、アキ先生に知ってもらう為に。
覚悟を決めて、被服室のドアを開けたー。
「おはようございます、アキ先生。」と、いつも通り昇降口にいるアキ先生に挨拶した。
「おはよう、月島さん。夏休みどうだった?」
「私は、田舎の祖母の家に行って来ました。のんびり過ごせましたよ。あっ、そういえば、夏休み前の大掃除の時、私の事を庇ってくれてありがとう。」
「ううん、そんな大した事してないよ。だけど、月島さんももう少し反論しないと。」
「そうですね。本来は私もやれますが。ですが、今は、あまり出来ないです。…アキ先生、今日の放課後空いてますか?……今日なら、“あの事”を伝えられると思います。」
少し経った後、アキ先生は、
「じゃあ、掃除終わったら、被服室でね。」
そして、授業終了後ー。
キミは被服室に向かった。アキ先生に“あの事”を話す為に。
そして、去年までの私を、全て、アキ先生に知ってもらう為に。
覚悟を決めて、被服室のドアを開けたー。